平成2910月吉日


「教育環境の充実を」 
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   鹿山会会長 粟生雄四郎


会員の皆様には平素より鹿山会活動に対してご協力いただき厚く御礼申し上げます。

母校は文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクールとスーパーグローバルハイスクールのダブル指定を受けるとともに素晴らしい先生方のご指導により、生徒の進学状況は目覚ましい成果をあげており誠に喜ばしい限りです。
さて、先月30日に開催された「第15回全国藩校サミット金沢大会」では参加校との交流を深めるとともに各校友会の藩校教育への関わり方について学んだところであり、鹿山会としても検討してみたいと考えております。

母校は1792(寛政4)年に藩校創設以来、歴代藩主が教育に並々ならぬ情熱を注いで来られました。特に最後の藩主でもあった堀田正倫(まさとも)公は県立移管後の明治38年に廃校の危機に瀕した学校の維持経費を寄附し、さらに現在地移転の明治43年にも敷地購入費と校舎(現在の記念館)建設費を寄附するなど母校の存続と教育環境拡充に多大な貢献をされました。江戸・明治と堀田家の長年にわたる母校支援の歴史について私は在校生にいろいろな機会に伝えたいと考えております。なお、今般、栗原忠彦様(昭37卒)から藩校創設者である堀田正順公直筆の書が寄託されましたが、母校の歴史を伝える貴重な資料であり感謝しております。

平成の今、懸案の図書館棟は取壊し工事中ですがその再建は未定であり東館(昭和35年建築で県下最古の鉄筋校舎)も老朽化が著しく、母校の教育施設は良好とは言えない状況です。

そのようななか先月5日に発表された「千葉県県有建物長寿命化計画(原案)」では「佐倉高は大規模改修でU期(6〜10年後に着手を目指すもの)」とされていますが、今後、図書館機能を備えた校舎改築の早期実現に向けて学校側とともに県当局へ要望活動を進めてまいります。

また、平成31年の「県立移管120周年」に向けての取り組みですが、本年度に入り設置した準備委員会において記念事業を計画立案しますので、実施にあたりましては会員の皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。

いずれにしても、鹿山会の目的は会員の親睦と母校の教育振興の支援であり、そのためには会員の交流促進とより多くの会員による年会費納入をお願いするとともに、皆様のご活躍・ご健勝をお祈り申し上げます。