平成29年11月30日

会員の皆様へ

千葉県県有建物長寿命化計画に関するパブリックコメント結果
及び同計画の決定について(お知らせ)

          千葉県立佐倉高校同窓会 鹿山会
                     会長  粟生 雄四郎

日頃、鹿山会活動にご協力いただき誠にありがとうございます。
また、先日は「千葉県県有建物長寿命化計画(案)」に関するパブリックコメント
において多くの会員の皆様に意見提出にご協力いただき厚く御礼申し上げます。

さて、11月22日に千葉県はパブリックコメント結果と当該計画の策定(決定)について公表しましたが、結論として佐倉高校はU期(平成35〜39年度)のままで、T期(平成30〜34年度)への変更は認められませんでした。

その概要についてですが、まず意見の提出状況では意見提出者数64名・1団体、延べ意見数69件中、佐倉高校に関するものが55件で圧倒的でした。

次に、佐倉高校の意見として、「旧図書館棟が解体され、その再建は未定であるほか、昭和35年建築の東館は極めて老朽化が著しい状況である。(中略)そのため佐倉高校の整備計画をU期からT期に変更するとともに、東館は図書館機能を備えた校舎に建替えてほしい」でした。

これに対する県の考え方は、「県立高校の整備計画(T期・U期)は改修工事を必要としている数多くの県立学校があり、かつ限られた財源の中で、老朽化等の状況のもとに学校単位で優先順位を決定したものです。佐倉高校については、これまでも普通教室棟(東館・本館)の大規模改修等、校舎の維持補修を行ってきたことなどを踏まえ、今回の計画ではU期に位置付けたところです」でした。

パブリックコメント結果の詳細については、千葉県ホームページをご覧いただければと思いますが、誠に残念ながら、佐倉高校関係者の多くの切実な意見にもかかわらず、当該計画における佐倉高校の大規模改修・建替えをU期からT期に変更することは叶いませんでした。
しかしながら、今回のパブリックコメントを通じて、いかに多くの鹿山会員が後輩である在校生の教育環境を考えているか知る良い機会ともなりました。
鹿山会としては、今後ともあらゆる機会を通じて母校の教育環境改善に努めてまいりますので、会員の皆様のご協力をお願い申し上げます。